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コロナ禍での相場雑感

コロナ禍での決算が続々と出ています。


予想されていたことではありますが、一部のセクターを除いては、業績はかなり悪く、手堅いと考えられていた企業も減配を発表するなど、景気後退局面に入っていることを実感させられています。


幸い、私が主力株としている銘柄には現在のところ減配発表はなく、受取配当金が大きく減少するということはなさそうです。しかし、毎年この時期は増配発表が相次ぎ、受取配当総額が勝手に増えていくということを実感できる時期でしたので、今年は寂しくもあります。


さて、コロナ禍で印象に残っている株価の動き等をメモしていきたいと思います。


〇JR各社が壊滅

JR各社の株価が下げ止まりません。JR東日本は首都圏という超優良立地でビジネスが展開できる強みが絶大で、日本でも最強の一角となる企業という認識でいましたが、第1四半期で過去最大の赤字を計上しており、業績は壊滅です。こんなことは誰にも想像できなかったはずで、電力株が崩壊した震災のようにブラックスワンが現れてしまったという思いです。


JR東 20200801
(ヤフーファイナンスより)



〇J-POWERが上場来安値を更新

石炭火力発電を削減していくという政府の方針が発表されてから株価は年初来安値を更新し続けています。利回り5%の1500円くらいで止まるかなと思っていましたが、下げ止まる気配は全くありません。株価は常にいきすぎるものですので、もう少し下げるかもしれません。


電源開発 20200801
(ヤフーファイナンスより)



〇シクリカル銘柄(景気敏感株)について

シクリカル銘柄は、景気後退局面では業績が悪化し、配当も減額されるのが常です。大型株で有名どころでは、コマツが大幅な減配を発表しています。株価は下落する可能性が高いと考えますが、こういう株(景気敏感株)は業績が悪化して株価が安くなっている時に買い、業績が好調で株価が上がっている時に売却するのがセオリーです。


株価が高い時に買って、安い時に売ることを繰り返していれば損失が拡大するばかりです。経営破綻する可能性が極めて低い国際優良株であれば、その逆をする。つまり、今買って、数年待ってから売却するということが、合理的な判断になるかと考えております。



〇JTについて

JTは業績を下方修正するも減配はありませんでした。相対的に評価するのであれば、まずまずの業績であるという認識です。海外事業は成長性を維持しており好調なのですが、為替の影響を大きく受けてしまうため、円ベースでは利益が伸びません。これは数年前から同じ構造です。

円高だと苦しいのですが、視点を変えれば、円安時には利益は円ベースで増加します。円安となった時に利益を上げられる銘柄としてポートフォリオに組み込んでおくのは悪くない選択という認識です。



〇これからどうするのか

ポジションを解消するのは得策とは考えておらず、基本的に現在の保有株式を売却することはほとんどないと思います。売却して株価が下がった時に買い戻すということは不可能という見解を持っているためです。そのため、今後も引き続き買い増しスタンスですが、何を買うのかという点がポイントとなります。


私は日本を代表するグローバル企業である5銘柄を永久保有銘柄として、常に買い増し検討の対象としています。5銘柄の投資方針は以下のとおりです。


1.JT
多少の減配はあったとしても、1株投資で買い増し継続

2.花王
株価が7,000円を割れば、1株投資を発動

3.三菱商事
毎日1株投資を継続

4.東京海上ホールディングス
定期的に1株投資で買い増し継続

5.NTT
買い増し意欲はあるがすでにかなりのポジションがあり、気が向いたら1株投資を始めたい


上記銘柄については、優先的に投資をしていきたいと考えています。


その他の銘柄について

6.コマツ
大幅な減配を発表しましたが、現在の株価水準であれば買い増ししてもいいと考えております。数年寝かせる覚悟は必要です。

7.ブリヂストン
資金があれば、買い増ししたいですね。

8.MUFG
1株投資ですが、買い増しを継続します。


その他の色々と実験的に買ってみたい銘柄はたくさんあります。試行錯誤しながら投資を精度を上げていきたいですね。



ブログで記載しきれないこともつぶやいていますので、興味のある方はフォローいただければ幸いです。

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コメント

昨夜質問させていただいたこと、今回のブログで全て解決しました。
ブログ更新ありがとうございます。
厳しい相場環境ですがやることは同じですね。
寧ろ安く買えるチャンスと前向きにとらえますかね(^^)

Re: タイトルなし

恐れ入ります。

御一考くだされば幸いです

gpif の
JT株式の保有数 推移【出典: gpif公式HP】

2020年(㋿02年) 3月末時点  ← Now!
101,090,900株

2019年(㍻31年) 3月末時点
100,681,300株

2018年(㍻30年) 3月末時点
101,204,900株

2017年(㍻29年)3月末時点   ←何故か1年トバし   
不記載 

2016年(㍻28年) 3月末時点
96,033,400株

2015年(㍻27年) 3月末時点
84,436,200株


前年度末よりGPIFのJT株保有数が
409,600株 増加に転じました。




業績報告書 vol64. 資料内(p13)
株式の状況 2019年12月31日現在
所有者別構成比    外国法人等 15.63%

JTホームページ内
株式の状況 2020年03月31日現在
所有者別株主分布状況 外国法人等 23.11%

四ヶ月で外国法人等の持分が7.48% 増加


JT株を長期・配当金再投資で
割安で買い増す戦略が
崩れそうです( ´Д`)y━・~~

訂正

三ヶ月で…です。

円安で利益拡大

JTに限らず日本の輸出企業は為替の影響を受けます。
これは米国株に似てますね。
米国株の受取配当金も為替で変動しますし。
そう考えると、税金の問題も有るが日米株は変わらないかなと。

安心して買えるもの

KDDIって、格安スマホのUQにも出資してるから強いよね。
価格競争の面でのリスクも小さそう。連続増配中。

あと、日本取引所グループも強い。利益率5割。配当性向60%。
この前、日経225に採用されたね。

あとは、飲料メーカーのキリンやアサヒが配当3%ありますね。配当性向35%~40%。
この辺の食品株は、狙い目かもね。

コロナでも増配

思うのですが、先行きが見えないコロナでも増配って配当金狙いには最強銘柄ですね。
コロナショックはリーマンショックと違って業種によって勝ち組と負け組が分かれてますね。
時代の分岐点かと。
コロナをきっかけにウーバーイーツやテレワークなどが出て来て、時代が変わって来るでしょう。
でも、歴史は繰り返されるので過去の事例を参考にするのが1番ですね。

Re: コロナでも増配

コロナ禍では通信株や医薬、食品、など生きて行く上で必要なセクターが強いですね。コロナ相場はこれからもそれなりの期間は続きそうですので、ポートフォリオのバランスには留意しながら投資をしていきたいですね。

ポジポジ病

1株でも買い増ししてれば相場に参加してるので、ポジポジ病対策になりますね(笑)
ワクチン実用化まで本格的な上昇は無いでしょうか?
長期的には絶好の買い場になるかなと。
コロナでも変わらず、単純に高配当連続増配株の配当金再投資をするだけですが。
個別株の方が投資信託より楽しいし、仮に資金ショートしても配当金は入って来るので良いですね。
少額でも配当金が入ると嬉しいし、株数が増えて来て同じ銘柄でも段々と配当金が増えて来てますしね。

Re: ポジポジ病

現在の株価であれば、ほうっておけばリターンがついてくるような銘柄が多いですね。

GAFAM

これだけインターネットが普及してるので、GAFAMは安泰だと思います。
日本はともかく、世界的には人口増ですからね。
問題は中国ですけど、米国による中国包囲網が出来てますからね。
GAFAMは成長株ですが、ディフェンシブ株みたいなNTTやKDDIみたいなイメージが有ります。

Re: GAFAM

私は米国株は投資信託でしか投資しておりませんが、もう少し安くなれば買いたいところですね。

配当利回り

コロナショックのおかげで高配当銘柄が増えたので、減配無ければインカムゲイン狙いなら絶好の買い場なのかなと思います。

GAFAMに関してはあくまで成長株であって、インカムゲイン狙いの銘柄では無いので…
高配当なら最強銘柄ですけど。

No title

JTは配当継続してだらだら2000円よりも
一度大きく減配して1500円まで株価を落とした方が
儲けやすい気がします。

住友商事

赤字見込みですが配当は維持
配当が株価支えるでしょうか?
もしくは 底が抜けて3桁に向かうのでしょうか?

ブリヂストンは予想通り減配。分かっていたとは言え本当に決算ボロボロなとこ多いですね。

来週はNTT、三菱商事ですが前者はともかく後者は、、でしょう 苦笑

基本的に9月の配当狙いでこの2銘柄は安いところは少しずつ拾いたい。
あとはMUFGですかね。
(花王はまだ高く、JTは12月配当のため後回し)

コマツ&ブリヂストンは私は暫く様子見のスタンスです猛暑、コロナ流行等続きますがお身体お気をつけください。長文失礼しました。

Re: 配当利回り

魅力的な株価になっている銘柄は多いですよね。

Re: 住友商事

恐れ入りますが、株価が短期的にどうなるかは誰にも分からないという立場をとっております。

Re: タイトルなし

今日の日経新聞にはNTTは営業利益1%増益とありましたね。さすがの安定感ですが、コロナ収束時の伸び代も少なくなるのかなとも感じています。その一方で、コロナがどれだけ続くか読めませんが、長引くと予想するのであれば、投資先としてはまだまだ魅力的ですね。

商社はどこも業績が悪いですね。優待株で買っていた商社株も減配銘柄が続出しています。

業績が悪くなっている分、株価も下落していますが、相対的に割安な銘柄を買い増ししていきたいですね。

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敗者のゲーム

全体をとおして株式市場は自分だけが大勝ちできるという都合のいいものではないこと、長期投資の重要性を説いています。長期投資家にとって必読の一冊であることはもちろんですが、これから株を始めようとする人こそ本書をとおし見識を深めていただいて、市場の餌食になることを避けてもらいたいと思います。「 時代は変わった。しかし、「マーケットに勝つ」ための古い手法は効かなくなったが、新しいアプローチがある。それは、日々のポートフォリオ業務よりも、明確な長期投資政策を重視することである。高いリターンを得るには、ある程度、市場水準以上のリスクを取らねばならない。株式投資をするということである。ポートフォリオの最適な資産ミックスは、自分の置かれた経済的・精神的条件の下で、長期間維持できる最大の株式を組み込むことである。マーケットは短期的には大きく変動するが、長期的な変動は緩やかである。このことを理解しておけば、多少の変動にはびくつかないですみ、あくまでも長期的な投資目的達成に専念できる。要は、投資家にとって最大の武器である「時間」を十二分に活用することである。株価がある程度下がるのは、日常茶飯事のことと割り切った方がよい。マーケットは日々変動する。また、インフレによって資産価値も少しずつ減り続ける。しかし重要なのは「大きく負けないこと」である。「問題自体の中身を十分に把握できれば、解決策は自ずとついてくる」とはよく言われるところだ。ただそれ以上に、難しい問題の解決策はしばしば、「問題の設定自体を考え直す」ことから生まれる。そうした観点から、私の努力は、市場に勝とうという虚しい努力を続ける「敗者のゲーム」から、長期資産配分と運用基本政策の確立・堅持という「勝者のゲーム」へと移っていった。」

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株式投資の基本的なことから、応用までこの一冊で網羅されています。行動ファイナンスや効率的市場仮説という言葉を知ったのもこの本がきっかけでした。株価は短期的には需給に、長期的にはバリュエーションにさや寄せされていくと考えていますが、株式に対しての考え方の土台を作ってくれる本かと思います。

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「強気相場は悲観のなかで生まれ、懐疑のなかで育ち、楽観とともに成熟し、陶酔のなかで消えてゆく。悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である」相場格言として有名なこの言葉はジョン・テンプルトン卿のものです。

新賢明なる投資家

何よりもまず、防衛的投資家なら、インデックスファンドをコア(核)としていったん恒久的な自動売買システムでポートフォリオを組んでしまえば、市場に関するどんな質問にも、「知らないよ。そんなことどうでもいいさ」と、最も力強く答えることができるはずだ。債権は株よりも高いパフォーマンスを上げるだろうかと尋ねられても、「知らないよ。そんなことどうでもいいさ」と答えればいいのだ-何しろ、あなたはその両方を自動売買しているのだから。ヘルスケア株のせいでハイテク株はさえなくなるだろうか?「知らないよ。そんなことどうでもいいさ」-あなたはその両方を恒久的に保有しているのだから。第二のマイクロソフトは?「知らないよ。そんなのどうでもいいさ」-十分に成長して保有できるようになればインデックスファンドが保有してくれるので、それについて行けばいいのだから。来年は外国株が米国株に勝つだろうか?「知らないよ。そんなことどうでもいいさ」-もし勝てばその儲けを手にできるし、もし負けてもさらに安値で買い増すことができるのだから。自動売買システムに乗せたポートフォリオを組めば、「知らないよ。そんなことどうでもいいさ」と言うことができるし、金融市場の今後の心配-そして他人の妄想-からも解放される。将来のことをいかに知らないかを知ることに加え、自分の無知を受け入れることが防衛的投資家の最強の武器なのである。

励みになります。応援をお願いいたします。

プロフィール

長期株式投資

Author:長期株式投資
1977年生まれのサラリーマン。
2004年より株式投資を始める。
2010年にジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」と出会い、日本株での配当再投資を投資戦略とする。
1級FP技能士。
TOEIC940点。
空手二段。剣道初段。


運用資産の推移
2004年 0円からスタート
2009年 1260万円(ここからブログで記録があります)
2013年 2000万円突破
2014年 3000万円突破
2015年 4000万円突破
2017年 5000万円突破
2018年 6000万円突破

2020年現在 5000万円台後半をウロウロ

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